還元的アミノ化反応
Ramachandranらは,オルトチタン酸テトライソプロピルの存在下,アンモニアボランを用いた還元的アミノ化反応を報告しています。この方法では,種々のアルデヒドやケトンを第1級または第2級アミンと反応させることにより,目的の第2級または第3級アミンが高収率で得られます。また,窒素源として塩化アンモニウムを用い,ケトンと反応させることにより,第1級アミンの合成も可能です。
“Reductive amination using ammonia borane”
P. V. Ramachandran, P. D. Gagare, K. Sakavuyi, P. Clark, Tetrahedron Lett. 2010, 51, 3167. DOI: 10.1016/j.tetlet.2010.04.014