2009年 10月 27日

  1. N-ヘテロ環状カルベン / N-Heterocyclic Carbene (NHC)

     炭素周りに6電子しか価電子を持たない、二価化学種をカルベンという。オクテット則から外れるため化学的に不安定であり、高い反応性を持つのが常である。しかし隣接位に窒素原子を有すると、カルベンの空軌道と窒素の電子対が共役し、また…

  2. 美術品保存と高分子

    (冒頭画像はから引用)芸術の秋に、高分子とマイクロエマルジョンを組み合わせた美術品の洗浄剤を開発…

  3. アブノーマルNHC

     ここ10年をざっと振り返ってみると、当初は「そんなもん存在しない」とか「存在したとしても単離なんて…

スポンサー

ピックアップ記事

  1. 浜地 格 Itaru Hamachi
  2. 世界の技術進歩を支える四国化成の「独創力」
  3. カーボンナノリングのキーホルダー式固定化法の開発
  4. 金属キラル中心をもつ可視光レドックス不斉触媒
  5. 二酸化炭素 (carbon dioxide)
  6. \脱炭素・サーキュラーエコノミーの実現/  マイクロ波を用いたケミカルリサイクル・バイオマスプラスチックのご紹介
  7. 提唱から60年。温和な条件下で反芳香族イソフロリンの合成に成功

注目情報

最新記事

世界初の金属反応剤の単離!高いE選択性を示すWeinrebアミド型Horner–Wadsworth–Emmons反応の開発

第636回のスポットライトリサーチは、東京理科大学 理学部第一部(椎名研究室)の村田貴嗣 助教と博士…

2024 CAS Future Leaders Program 参加者インタビュー ~世界中の同世代の化学者たちとかけがえのない繋がりを作りたいと思いませんか?~

CAS Future Leaders プログラムとは、アメリカ化学会 (the American C…

第50回Vシンポ「生物活性分子をデザインする潜在空間分子設計」を開催します!

第50回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!2020年コロナウイルスパンデミッ…

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

PAGE TOP