[スポンサーリンク]

odos 有機反応データベース

フィッツィンガー キノリン合成 Pfitzinger Quinoline Synthesis

[スポンサーリンク]

 

概要

イサチンおよびカルボニル化合物を原料として塩基性条件下、キノリン誘導体を合成する手法。安定性に欠けるo-アミノベンズアルデヒドを用いるFriedländer法を改良したもの。

 

基本文献

  • Pfitzinger, W. J. Prakt. Chem. 1886, 33, 100.
  • Pfitzinger, W. J. Prakt. Chem. 1888, 38, 582.
  • Manske, R. H. Chem. Rev. 1942, 30, 113. DOI: 10.1021/cr60095a006
  • Bergstrom, F. W. Chem. Rev. 1944, 35, 77. DOI: 10.1021/cr60111a001

 

反応機構

pfitzinger_quinoline_2.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

Isatin (Wikipedia)
Pfitzinger
Reaction
(Wikipedia)

関連記事

  1. パール・クノール ピロール合成 Paal-Knorr Pyrro…
  2. ウォール・チーグラー臭素化 Wohl-Ziegler Bromi…
  3. アルキンの環化三量化反応 Cyclotrimerization …
  4. 求電子的フッ素化剤 Electrophilic Fluorina…
  5. ジアゾメタン diazomethane
  6. ボールドウィン則 Baldwin’s Rule
  7. カルバメート系保護基 Carbamate Protection
  8. エーテル系保護基 Ether Protective Group

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【ジーシー】新たな治療価値を創造するテクノロジー -BioUnion-
  2. Reaxys Prize 2017ファイナリスト発表
  3. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑰:MacBook Airの巻
  4. 化学企業のグローバル・トップ50が発表【2018年版】
  5. 炊きたてご飯の香り成分測定成功、米化学誌に発表 福井大学と福井県農業試験場
  6. エストロゲン、閉経を境に正反対の作用
  7. 日化年会に参加しました:たまたま聞いたA講演より
  8. アメリカで医者にかかる
  9. オペレーションはイノベーションの夢を見るか? その2
  10. 製薬各社 2010年度 第2四半期決算を発表

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目情報

最新記事

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

2024年の化学企業グローバル・トップ50

グローバル・トップ50をケムステニュースで取り上げるのは定番になっておりましたが、今年は忙しくて発表…

早稲田大学各務記念材料技術研究所「材研オープンセミナー」

早稲田大学各務記念材料技術研究所(以下材研)では、12月13日(金)に材研オープンセミナーを実施しま…

カーボンナノベルトを結晶溶媒で一直線に整列! – 超分子2層カーボンナノチューブの新しいボトムアップ合成へ –

第633回のスポットライトリサーチは、名古屋大学理学研究科有機化学グループで行われた成果で、井本 大…

第67回「1分子レベルの酵素活性を網羅的に解析し,疾患と関わる異常を見つける」小松徹 准教授

第67回目の研究者インタビューです! 今回は第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化す…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP