概要
ヒドリド源+α,β-不飽和カルボニル化合物の1,4-還元により金属エノラートを生成し、その後アルデヒドなどのカルボニル化合物を作用させ、アルドール反応を行う手法。シリルエノラートなどの前調製を必要とせず、入手容易な試薬で行えるという簡便さが特徴。
基本文献
反応機構
上記の反応スキームおよび交差アルドール反応を参照。
反応例
Morkenらによる触媒的還元的不斉アルドール反応[1]
実験手順
実験のコツ・テクニック
参考文献
[1] Taylor, S. J.; Duffey, M. O.; Morken, J. P. J. Am. Chem. Soc. 2000, 122, 4528 DOI: 10.1021/ja9944453
関連反応
- ペタシス反応 Petasis Reaction
- ヘンリー反応 (ニトロアルドール反応) Henry Reaction (Nitroaldol Reaction)
- リスト・バルバス アルドール反応 List-Barbas Aldol Reaction
- 森田・ベイリス・ヒルマン反応 Morita-Baylis-Hillman Reaction
- レフォルマトスキー反応 Reformatsky Reaction
- 向山アルドール反応 Mukaiyama Aldol Reaction
- エヴァンスアルドール反応 Evans Aldol Reaction
- 交差アルドール反応 Cross Aldol Reaction
- (古典的)アルドール反応 (Classical) Aldol Reaction
関連書籍
外部リンク