稲垣 伸二 (いながき しんじ、19xx年xx月xx日-)は日本の材料化学者である。豊田中央研究所シニアフェロー、稲垣特別研究室 室長(写真:rsc.org)。
経歴
1984 名古屋大学 修士号取得
1998 名古屋大学 博士号取得
1984- 豊田中央研究所 勤務
現在 シニアフェロー、稲垣特別研究室 室長
受賞歴
研究業績
機能性多孔性材料の創製
メソポーラスリシカFSM-16[1]および多孔質有機シリケート(PMO)[2]を開発するなど、多孔性材料の合成・構造解析・応用について開拓的な業績をあげている。
(画像:論文[2]より)
関連文献
[1] Inagaki, S.; Fukushima, Y.; Kuroda, K. J. Chem. Soc., Chem. Commun. 1993, 8, 680. DOI: 10.1039/C39930000680[2] (a) Inagaki, S.; Guan, S.; Fukushima, Y.; Ohsuna, T.; Terasaki, O. J. Am. Chem. Soc. 1999, 121, 9611. DOI: 10.1021/ja9916658 (b) Inagaki, S.; Guan, S.; Ohsuna, T.; Terasak, O. Nature 2002, 416, 304. DOI:10.1038/416304a